日常五心
一、「はい」という素直な心
一、「すみません」という反省の心
一、「おかげさま」という謙虚な心
一、「私がします」という奉仕の心
一、「ありがとう」という感謝の心
みなさまこんばんわ。花鳥風月です!
↑これとても好きな言葉なんですねー。
仕事の立場上従業員に教える機会が多々あります。
僕が部下や後輩に何か教える時にまず伝えるのが「精神論」です。
「精神論」というと、「古い」「昭和の時代」「論理的でない」等ネガティブなイメージが大きいと思います。
ですが、僕はまず初めに「精神論」から必ず伝えます。
僕は全く「精神論者」ではありません。「気合いで乗り切るんじゃー!」とか基本的に言いません。
問題の本質を見つけて、それに沿った改善・対策を心掛けています。
ですが、そんな僕でも「精神論」から教えます。
で、精神論の中でも上記してある「日常五心」を伝えます。
教える側も教わる側も「相手に対してリスペクト」を!
「日常五心」には相手に対してのリスペクトが全て詰まっていると思います。
例えば、新人さんが入社して「教える側」と「教わる側」になります。
①会社 ②先輩(教える側)③新人さん(教わる側)というそれぞれ立場の違いはあれど、
共通の目的としては「なるべく早く1人前になること(すること)」だと思います。
早く成長してもらえれば、会社や教える側からすれば戦力となり、自分たちを助けてもらえます。
新人さんとしても、仕事のやりがいを感じられたり、給料が上がったりします。
「三方よし」です!
でその時にとても大切になってくるのが「精神論」であり、「日常五心」であると思います。
教える側が一生懸命教えても教わる側が適当に聞いてたり、
教わる側が早くできるようになろう!と思っても教える側がきちんと教えなかったら
「早い成長」には繋がりません。それどころか退職してしまう場合もあると思います。
「教える側」も「教わる側」もお互いにリスペクトを持って一生懸命教え、教わることで何倍にも早く成長することができると思います。
最低限の業務内容やテクニックは誰でも教えられるし、むしろ仕事を通して勝手に覚えていくと思います。
仕事ですからもちろんそれらを教えますが、「日常五心(素直・反省・謙虚・奉仕・感謝)」って仕事だけでなく、その人の
「人生」
にも大きな影響を与えてしまうようなことだと思います。
もちろん昔の高校野球のように何の意味もなく水分補給が禁止されていたり、仕事の失敗を「気合いが足りないからだ!」とか言う「精神論」には全く共感しません。
そういうことではなく、同じ目的に向かってお互い尊敬を持って仕事をするためにも「日常五心」は普遍的な価値観だと思います。新しい、古いの話ではなく、もっと根本的な大切な価値観。
ちなみに「日常五心」を知ったきっかけは飲食店で出された湯飲みでした。
その時のお店屋さん。ありがとうございます!(感謝の心)
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