カゴパク騒動から考える

社会論

みなさまこんばわ。花鳥風月です。

今日は朝見たニュースについて感じたこと書きたいと思います。

何やらスーパーでカゴパクが増えて問題になっているとか。。。

「カゴパク」とはスーパーのかごをそのままパクッて持って帰ることらしいっす。

カゴパクが増えた原因として、やはりレジ袋の有料化が大きいでしょうね。

その他にもマイバッグを持って入店する人が増えたことから、万引きも増加傾向とか。。。

まず、最初に言っておきたいのはカゴパクも万引きも犯罪ですので、言語道断です!

その上で少し思う所を書かせてもらうと、

「レジ袋有料化して誰か得したん?」って思います。

世界的に問題となっている海のゴミ問題やプラスチックの問題、ストロー問題など、僕は専門家ではないのでその辺のこと詳しくはわかりませんが、新しいルールを決めて結果として

良くなったこと > 悪くなったこと

ならわかりますが、

良くなったこと < 悪くなったこと

ならばそれは改善ではなく、改悪だと思います。

コンビニやスーパーの店員さんも確認事項が増えて大変そうだし。そこから派生したいざこざもあるし。。

原価のことなどもあるので、全て無料とかいうつもりもないし、競争原理が働くので経営側が決めればいいことだと思います。

とは言え決まったことは守るし、それはそれでいいのですが、

この「レジ袋有料化」の出発点ってなんぞ?

ってことです。

世界的なトレンド。環境保護。海を汚さない。海洋生物のため。未来の子供たちのため。 etc.

↑言っていることは立派なのですが、そもそも

「ゴミのポイ捨てやめようぜ!!」

ってことが1000000000000倍大事なことなのではないのかな?って思います。

問題の本質はここであり、これを改善しなければレジ袋有料化しても他の物捨てるだけですよね?

レジ袋と海の自然保護が繋がっているのではなく、海にゴミを捨てるということが問題なのですよね?って思います。

で、日本って世界の中でもきれいな国だと思いますし、ゴミが少ない国だと思います。

せっせと分別して捨てるべき日の捨ててよい場所に捨てる。

だけどそんな日本でも100点ではないので、ゴミをポイ捨てさせないためのルール作りなら当然理解できます。

「世界のトレンドに乗らないといけない。世界から悪く見られる。」

という体裁が先に来ているような気がします。

ゴミをきちんと処理できない国ならば今回の件は理解できます。 しかし、問題の本質と違う部分での対策を行い、その対策で別の問題が発生しているということ自体が本末転倒だと思います。

一つの社会問題を解決するために他の社会問題を生んでいたら意味がないし、現実にゴミをきちんと捨てている身近な人がそこから派生する被害にあっている。

レジ袋有料化とカゴパクや万引きはそれぞれ別問題なのだけど、今回のこの問題の出発点・改善点はどう考えても

「ごみのポイ捨てやめようぜ!」

でしかないと思います。

世界のトレンドに乗ることよりも、良いことをもっと自分たちから発信できる日本国であってほしい!

と感じるのでした。。。

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