どーもー。風月どす!
今日はつい最近あったスーパーでの出来事について書いていきたいと思います。
先日帰り道に奥様から買出し指令のLineが届きました。その指令を断ることができるはずもなく、僕は帰り道にスーパーへと立ち寄り、指令を受けた商品をかごに入れてレジへと向かうのでした。
しかし、どのレジもたくさんの人が並んでおります。買った商品の少なさとこれだけ並ばないといけない時間。う~ん。割に合わないと思ってしまいます。
そんなこともあり、普段はほとんど通常のレジに並ぶのですが、この日は「クレジットカード・電子マネー決済」専用のレジに行きました。
そこは並んでいる人は少なく、決済もスムーズですので順調に進みます。
そこにいたのは20代前半から半ばくらいの青年の社員らしきレジスタッフでした。
ハキハキ笑顔でレジピッピッ!スムーズにカード決済まで完了です。
しかしその時です!!!!!
「レジ袋買うの忘れた。。。」となったわけです。買ったアイテム数は少なかったのですが、重いものが多く袋に入れないと持って行けないわけです。
しかし、後ろには次のお客様たちが並んでおるわけです。
僕はダメもとで決済後にそのまま「レジ袋1枚お願いしていいですか?」とこの若青年社員的レジスタッフに伝えました。
「後ろに並んでください。」と言われるかもしれないけど、一応伝えてみました。
するとこの若青年社員的レジスタッフはレジ袋を取り出し、「こちらどうぞ!」と僕に渡してきました。
僕はお金を払おうとし、「クレジットカード払いの所なので余計にややこしくしてしまったなぁ。。。」と申し訳ない気持ちでいたら
「お金いいです。そのまま持って行ってください!」と満面の笑みで言うではありませんか!
僕は「感動」いたしました。心の底から「感動」いたしました!!
感動したというのは、別に「レジ袋をもらった」からとか「後ろにまた並ばなくてよくなった」からというわけではありません。
この若青年社員的レジスタッフは瞬時にいろんなことを理解し、最適解を出したのだと思います。
レジ袋1枚3円のためにかかる「あらゆる無駄」とレジ袋1枚あげることを天秤にかけて瞬時に答えを導き出した、もしくは前もって「こうする」と決めていたのだと思います。
※この場合のあらゆる無駄とは
店員側)レジ打ちを行い、クレジットカードでの決済・待ち時間
顧客側)レジ袋1枚のために再度並びなおしての支払のため時間・労力ともに無駄。等
待顧客)待ち時間が長くなりイライラする
これって簡単なことのようで、大手スーパーなどでは「マニュアル」というものが存在するので基本的にはダメなはずです。
しかしこのレジ袋のためにたくさんの人のたくさんの時間・労力・ストレスとレジ袋1枚¥3(原価で言えば¥1くらいでしょう。)をルールだからもらう。を比較した時にどっちが全体のために良いのか?少し深く考えれば答えはでるはずです。
企業側もこの¥3で赤字黒字が決まるはずもなく、そこから派生する時間・労力・人件費のほうがはるかに無駄なはずです。
仕事の本質を理解し、全体のことを考え、最適解を導き出せる。素晴らしい店員さんでした!
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