ブラックorホワイト

社会論

みなさまこんばんわ。花鳥風月です!

今日はブラック企業・ホワイト企業という言葉に関して僕が感じることを書いていきたいと思います。

「ブラック企業」とは、従業員に対して、心身の過重負担や極端な長時間勤務など劣悪な環境での労働を強いて改善しない体質をもち、それゆえに入社を勧められない、あるいは早期の退職が勧奨されるような企業を総称する言葉です。若者の雇用悪化を背景に、ここ数年、インターネットなどを通じて広まり浸透しました。具体的には、労働法や関係諸法に抵触する可能性があるグレーゾーンな条件での労働や違法性の濃い営業行為を意図的・恣意的に従業員に強いたり、いわゆるパワーハラスメントを常套手段として本来業務とは無関係な部分での非合理的負担を従業員に強制したりする企業や法人を指します。

とあります。まず最初に言っておきたいのは、この内容の会社ならば辞めましょう!以上。

となりますが、最近の風潮ではちょっとしたことでも「ブラック企業」と括る人が多くなっているように感じます。

それに伴い、国が残業に対して厳しくなっています。そうなると企業側も残業をさせないようになります。

無駄な残業は僕もいらないと思うので、生産性を上げて仕事をすること自体は大賛成です。

しかし、なんか順番が違うなぁ。と思うこともあります。

まず、何のために仕事をするのか?ってことから考えないといけないと思います。

「何のために仕事するのか?」

これの答えって人それぞれいろいろあると思いますが、突き詰めて考えていくと、

「ご飯を食べるため。生きていくため。家族を守るため」

ではないでしょうか?

大昔の人がなぜ必死で狩りをしたのか? 農業を一生懸命おこなったのか?

全部「ご飯を食べるため。生きていくため。家族を守るため」だと思います。

生きるか死ぬか、ご飯が食べれるか食べれないか、家族を守れるか守れないかっていうときに

「労働時間」のこと考えるでしょうか?

こういう話をすると「今と昔は違う!」って言う人がいます。

そうです。今と昔は違うのです。それはわかります。

ですが、商売をされている方ならお分かりだと思いますが、生きるためのお金を得ようと思ったら、何かを売らなければなりません。(自給自足は別の話として)

商品やサービスを売ってはじめてお金に変わります。

「商品を作って売る」という中にも

①商品を仕入れる人→②商品を作る人→③商品を販売する人→④お客様購入→⑤会社の売上→⑥社員へ還元→①に戻る

という流れです。売れなかったら給料出ないんです。

「会社がダメになったら別のところに行けばいいや!」と考える人にはあまり関係ない話かもしれませんが、その程度の思いで仕事している人が成功しているのを見たことありません。

そして、会社がピンチになった時真っ先にリストラされると思います。真っ先にご飯が食べれなくなるのです。

まとめ

①前提として最初に記述してある「ブラック企業」の定義にあてはまる会社ならばすぐにでも辞めるべき。社員のことを考えない会社の為に働く必要はないので。

②「何のために仕事するのか?」ということを考える。

③「ご飯が食べれる食べれない」より「残業時間」のほうが優先順位高いのかと考えてみる。

④とはいえ、「残業」したくないので、効率よく仕事を終わらせてプライベートも大切に!

⑤「生きる」ことは「仕事」だけではない。でも「仕事」をしないと「生きていけない。」

「残業」ということに肯定しているわけではなく、考える順番がおかしくなってない?ってことが今日僕が書きたかったことです。

それと「若いうちは苦労は買ってでもせよ。」という言葉があるように、経験が足りない若い時に頑張って経験を積むことで初めて効率よく仕事できるようになっていくものだとも思います。

本当にその人のことを考えたときに、なんでもかんでも手を差し伸べることが良いことだとは思いません。魚を与えるのではなく、釣りの仕方を教えることが大事なのではないでしょうか?

ブラック企業とホワイト企業って実は紙一重で、「その人のことを考えているかどうか」って所が分かれ道だと思います。

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